センターのご案内

会長 奥田 碩
会長  中西 宏明
理事長 松永 和夫
理事長  松永 和夫

ご 挨 拶

 

  中東協力センターは1973年(昭和48年)10月、第一次石油危機の最中に、官民の協力により通商産業省(当時)認可の公益財団法人として設立されました。

  当センター設立の背景には、エネルギー資源に乏しく、そのほとんどを海外からの輸入に依存する我が国にとって、経済発展を遂げ、豊かな暮らしをするために重要な資源供給源である中東産油国と良好かつ多面的な関係を築くことが今後重要となるとの当時の経済界リーダーの強い信念がありました。

  この信念を継承し、爾来約半世紀に亘り、当センターは、中東・北アフリカ諸国への投資と人材育成の支援を核に、資源の安定供給に留まらない重層的な関係の構築に取り組んで参りました。この間、多数の日本企業の皆様に、投資環境に関する情報提供、現地調査企業ミッションの派遣、事業可能性調査の実施および研修・技術指導・人材育成等の分野で支援を行っております。

  現在、この地域では、米国のイラン核合意からの離脱と制裁の復活、サウジアラビアとイランの対立の先鋭化、終わりの見えないシリア情勢など地政学的リスクの再上昇が見られます。他方、合計すれば約6億人の人口が息づく中東・北アフリカ諸国は、総じて若年人口の割合が高く、経済成長と雇用創出のために必要な膨大なインフラ需要を抱え、「経済多角化」を国家目標として掲げる産油国を筆頭に、わが国の協力に対する期待も非常に大なるものがあります。

  中東・北アフリカ諸国にあるこうした日本への期待に応え、経済多角化と成長の実現への協力を通じて同地域の安定に貢献し、強固な関係を築くことの重要性は、今日ますます高まっています。中東協力センターと致しましても、約半世紀の経験を基礎に(1)経済多角化に資する投資の促進、(2)成長の基盤となるべき「質の高いインフラ」整備への支援、(3)現地人材の育成を核として、この重要なミッションの実現に貢献して参ります。

  中東協力センターは、今後とも中東と日本、官と民の《結節点》として、付託された事業の推進に全力で取り組んで参ります。

  皆様の変わらぬご支援をお願い申し上げつつ、挨拶とさせていただきます。

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